
六月=水無月は水の力が鳴り響く月、
田には水が張り、草木は成長が盛んになります。
梅雨入りの時期、何かと水と縁がありそうな月ですね。
湿度が多いと身体の水分代謝も落ちて、
むくみやだるさ、めまい、慢性の関節炎などの
症状が出やすい時期になります。
半身浴、足浴などで汗をかきやすい体をつくり、
夏に向かって体を慣らしていきましょう。
6月の おすすめ食材は玉蜀黍(とうもろこし)
体の中に余分な水分が滞ると、
胃腸の働きが弱まりむくみやすくなります。
温かくて優しい味付けの食事を摂りましょう。
脾の働きを助ける甘味のある
とうもろこし、とうがん、
そら豆、枝豆、小豆などの豆類もおススメです。
とうもろこしは実やひげ、軸にも薬効があります。
ひげには利尿作用が高く玉米鬚(ぎょくべいじゅ)
という生薬として使われます。
ひげはよく洗って天日に干し乾燥させます。
「とうもろこしのひげ茶」結石ができやすい人は
普段からお茶代わりに飲むとよいでしょう。