
徐々に日が短くなり、夜には秋の虫が鳴いています。
スーパーには梨や無花果、栗などが並んでいます。
暑い中にも秋を感じる頃です。
中医学で秋は「肺」を養生する季節です。
「肺」は乾燥を嫌います。
潤す(潤肺)には「白色食材」と言われます。
例えば
梨・大根・蓮根・白木耳・山芋・白ごま・豆乳など
喉や目の粘膜、お肌の乾燥が気になる方は積極的に取り入れてみてください。
そんな中、旬を迎えるのはきのこ類です。
椎茸、エリンギ、えのきだけ、しめじ、マッシュルーム、舞茸
ヤマブシタケやマコモダケなど、たくさんの種類がありますね。
きのこ類は全体的に食物繊維が多く、体内に溜まった老廃物の排出を促してくれるでしょう。
「気」を補いからだを健康に保つのに役立ちます。
免疫機能を高め
コレステロール値、血圧が気になる方、
生活習慣病の予防や改善にはおススメ食材です。
漢方薬にも入っています。
「茯苓」
水分代謝を改善、不安感や不眠、眩暈を改善
「猪苓」
むくみを解消し、水分代謝を助け、水様便にも著効
2つともサルノコシカケ科に属しています。
木に寄生するきのこたちはその木の栄養を自分の成長のために吸い取ってしまう
たくましい生命力があるのです。
そんなきのこたちの力をいただいて
私たちもパワー溢れる毎日が送れますように。